Vチューバーをめぐる「フェミニスト議連」の抗議に署名6万件 なぜ反感を買ったのか?(文・水野詩子)(日刊ゲンダイDIGITAL)

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出典元:日刊ゲンダイDIGITAL

千葉県松戸市のご当地女性バーチャルユーチューバー(Vチューバー)・戸定梨香(とじょうりんか)を起用し、ツイッターやユーチューブで公開されていた千葉県警の交通安全啓発動画が、「全国フェミニスト議員連盟」(以下、議連)からの抗議を受け、9月10日までに削除されていたことが明らかになった。

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 7月中旬に公開されたこの動画は、自転車の交通ルールを呼びかける内容の動画だったが、議連は「おへそが見えている」「動くと胸が揺れる」「スカートの丈が短い」という戸定梨香の外見部分を取り上げ、「女性蔑視にあたる」などと指摘。ところが、この抗議はあまりにも見当外れだと逆に批判の声がネットを中心に集まった。

 議連は21年前に、政策決定の場への女性の参画、男女平等政策の実現を目指し全国の超党派の議員や市民とともに設立された会員組織。現在、約200人の現職地方議員などが会員に名を連ねている。

 その議連に対し、戸定梨香が所属する株式会社Art Stone Entertainment代表板倉節子氏が中心になって集めた抗議署名は、23日午後2時現在で6万件を突破した。今回の議連の抗議は、なぜこのように反発を買っているのか?

■公的立場にある議員が民間の表現活動を阻害

  オンライン署名サイトChange.orgに掲載された全国フェミニスト議員連盟に宛てた抗議文書と公開質問状は、

1.Vチューバーが「丈の短い着衣」「大きな胸」であることが直ちに「性的対象物」になると断定する理由をお聞かせください。

2.Vチューバーが地域の交通安全啓発をすることが、なぜ「性犯罪誘発」につながるのか、明確な機序をお答えください。

 など、「女性蔑視」や「性犯罪の助長」と戸定梨香の外見を結びつけた理由を求めるほか、多様化を目指し、女性の社会進出を目指す社会や女性たちの人権を逆に潰す可能性に関しても指摘し回答を求める内容となっている。

 抗議文書と公開質問状の賛同者有志代表に名を連ねている大田区議・おぎの稔氏は日刊ゲンダイDIGITALの取材にこう語った。

「全国フェミニスト議員連盟の方々は現職議員が多い。動画を公開して削除したのは千葉県警ですが、民間企業が絡んだものを公的な立場にある議員が圧力をかけるような形で取り下げさせてしまったことが問題です。そもそも全国フェミニスト議員連盟の方々はVチューバーが何たるものが理解していないと思います。抗議文に”アニメキャラクター“という文言がありましたが、Vチューバーは芸能事務所が運営していることからも分かると思いますが、タレントやお笑い芸人に近い存在です。そうしたことを理解しないまま印象だけで抗議に踏み切ったことがおかしいと思うのです」

 一方、戸定梨香に市をPRしてもらっている松戸市の反応はどうか。

「戸定梨香さんが松戸市を応援してくださっていることは承知しております。ただ、市が公認しているわけではないので、松戸市として特にコメントすることはございません」(広報広聴課)

 おぎの議員のコメントからも分かるように、戸定梨香はあくまで民間企業が企画したものであり、例えるならばアイドルが一日署長をするようなニュアンスに近い。

 Vチューバーが所属する事務所はほかにも存在し、バーチャルなだけで立ち位置的にはアイドルや芸能人などと何ら変わらない。その前提での議連の抗議ならば、同じようにミニスカートやおへその見える衣装、そして踊るたびに動く胸の現役アイドルたちにも、同じような抗議をすべきだろう。

■圧力をかけていないといいつつも…

 議連の千葉県警への抗議の根底には、「二次元」だからこそ「性犯罪を助長する女性蔑視だ」という決めつけと偏見が根底にあったのではないか。一方、議連は18日、「提出した文書は、公的機関としての認識を問うたものです。当該動画の掲載も、削除も、ともに千葉県警によるものです」「現在、多数のメール等が多種の内容で寄せられており、個別に回答は致しかねます。悪しからずご了承ください」とする声明を発表した。これでは、「あくまで指摘はしたが、削除したのは千葉県警だ」という責任転嫁にも聞こえる。もともとは、千葉県警に謝罪と動画削除を求める抗議内容だったはずだ。

 議連の共同代表で松戸市議の増田薫氏は20日、「皆さん、議員にどれだけの力がおありとお思いか知らないですけど、まさか地方議員が警察に圧力かけて動画削除? できるはずないでしょう」と「圧力ではない」という趣旨の内容でツイッターに投稿した。しかし、6万件以上の署名が集まり、さらに増え続けているということは、増田議員の“主張”に納得していない、できない人がそれだけいるということだろう。

 女性の誰もが自由な服装で自由な活動をできる日は、まだまだ遠そうだ。

(文=水野詩子/ライター)

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