60手前で再婚…「義親の介護」に巻き込まれ「財産を失っていった」男の悲哀(現代ビジネス)

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出典元:現代ビジネス

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 そう思っていたのも束の間。晩年の再婚には、思わぬ災いが降りかかってくる。

 実は、年齢を重ねてから再婚を経験した人が口を揃えて「想像以上の負担だ」と語るのが、義親の介護問題なのだ。

 再婚相手が還暦に近ければ、ほとんどの場合その両親は80歳を超えている。会ったことのない義親であっても、病気や怪我で倒れ、後遺症が残れば、身の回りの世話、病院や施設の手配、金銭的な援助を求められる。

 「相手が一人っ子で両親が存命の場合は、間違いなく介護の責任を負うことになるでしょう。

 私が相談を受けた方の中でも、晩年に再婚した男性の例があります。彼は還暦前に後妻と再婚したけれど、彼女の母親が目の病気で視力をほとんど失っていた。その義親が自宅で転倒し、介護施設に入ることになってしまいました。その日から、月14万円にのぼる出費を強いられることになったのです」(行政書士の露木幸彦氏)

 さらに、晩年の再婚は思わぬ「争続」の引き金にすらなってしまう。

 半年前、73歳でこの世を去った下田幸三さん(仮名)。彼が後妻である由紀子さん(66歳)と再婚したのは、亡くなる2年前のことだった。

 そんな幸三さんの遺産を巡って、現在、遺族が真っ二つに割れている。

 そもそものきっかけは、再婚の際に必要に迫られて書いた遺言書だった。由紀子さんから「あなたに先立たれたら、私は住む場所さえなくなるかもしれない。愛情があるなら、形で残してほしい」と言われたのだ。

 幸三さんにすれば、自分は年下の後妻よりも早く死んでいく身。彼女のためならばと、「由紀子に2000万円の自宅を、その息子にも1000万円の現金を相続させる」という遺言書を残した。その時点では、遺言書が「争続」の種になるとは考えてもいなかった。

 ところが―。

 幸三さんの死後、この遺言書に対して、前妻との間にもうけた長男が「不公平だ!」と激怒。由紀子さんとその連れ子を相手取って、訴訟を起こした。長男は法定相続人である自分に最低限保証される「遺留分」として375万円の遺産を主張し、骨肉の争いに発展してしまった。

 結局、幸三さんは由紀子さんと再婚したことで、不要な諍いを生んだことになる。後妻にとっても長男にとっても、不本意な結末を招いてしまったのだ。

 「そもそも、再婚相手とはそれまで何十年も別々の人生を送ってきた者同士。一時の気持ちの盛り上がりで結婚しても、すぐに生活リズムや細々とした日常のルール、価値観の違いに直面します」(前出・露木氏)

 さらに言えば、再婚相手の連れ子と良好な関係を築ける保証はどこにもない。安息を求めての再婚だったはずなのに、新たな人間関係に煩わされるなど、本末転倒だ。

 ひとりの寂しさから逃れるため再婚を選ぶ。その選択は、最後に不幸を呼ぶかもしれない。

 『週刊現代』2021年2月20日号より

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