卑弥呼の居館をARで再現 山田寺の伽藍も 奈良・桜井市が制作へ(産経新聞)

出典元:産経新聞

奈良県桜井市は、世界遺産登録を目指す特別史跡・山田寺跡(7世紀)と、邪馬台国の有力候補地である纒向(まきむく)遺跡(3世紀)にあった建物などを再現する動画を令和3年度から3年計画で制作することを決めた。AR(拡張現実)技術などを活用し、現地を訪れた人がスマホなどで見ることができるようにする。遺跡の魅力を発信して観光客を増やし、地域活性化につなげる狙いだ。      

 山田寺は右大臣・蘇我倉山田石川麻呂(そがのくらやまだのいしかわまろ)が建立を発願した飛鳥時代の寺院。昭和57年の発掘調査では、東回廊が倒れたままの状態で発見され、大きな注目を集めた。

 「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の構成遺産として令和6年の世界遺産登録を目指しているが、現在、跡地には石碑などが建つだけ。どんな姿の建物があったのか、まったくわからず、登録準備作業を進める中で、ARを使った映像制作を決めた。    

 映像では金堂や講堂、塔などの伽藍を再現し、現地約10カ所に映像スポットを設けて、訪れた人たちがスマホやタブレット端末で見ることができるように整備。発掘当時の写真なども織り込むという。   

 一方、日本最初の首都で、邪馬台国の有力候補地の纒向遺跡では、中心部で見つかった大型建物跡についてのAR映像を制作する。大型建物は遺跡の中心施設で、女王・卑弥呼の居館とも考えられている。

 これらの映像制作費には、地域振興を目的とした企業版ふるさと納税で信金中央金庫(東京)から2月24日に寄付を受けた1千万円を活用する。      同社は創立70周年事業として全国の百自治体に寄付を実施しているという。松井正剛市長は「今回の寄付は、地域創生の大きな後押しになる。しっかりと事業を進めていきたい」と話している。

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