定年後、自宅を売って1200万円で「地方へ引っ越した」男性の「ヤバすぎる末路」(現代ビジネス)

出典元:現代ビジネス

田舎の中古戸建てで1200万円くらいまでなら、自宅の売却益を支払いにあててもお釣りがくる。人生の終盤は、静かなところで悠々自適に暮らすのもいい―。

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 こんなふうに心の中でそろばんを弾きつつ、移住先での新生活を夢想している人もいるだろう。

 しかし、いざ移り住んでみると、憧れと現実のギャップに愕然とする人が続出している。一昨年、東京都下のマンションから富山県の中古物件へ引っ越した神崎義雄さん(70歳・仮名)が言う。

 「私は四国出身なのですが、雪国の暮らしを舐めていました。特にこの年明けは連日、大雪が降って参ってしまいました」

 1月10日前後、日本海側は記録的大雪に見舞われた。神崎さんは夫婦で雪下ろしや除雪に四苦八苦し、最後は腰を痛めてしまったという。

 「雪の中での車の運転にも、なかなか慣れません。まだ2回目の冬を越したところですが、思っていたよりもキツい。この調子では、冬が来るたびに憂鬱になりそうです」

 安らぎを求めて新天地へ移ったつもりが、かえって苦労が増えてしまう。知らない土地での生活には、住んでみて初めて気が付くデメリットも数多い。住生活コンサルタントの大久保恭子氏が言う。

 「気候が合わずに体力を消耗して、外に出るのが億劫になってしまう。バスや電車などの公共交通機関が貧弱で、ちょっとした買い物に出かけるにも時間がかかる。こうした理由から、移住後に外出の機会が減ってゆき、知らず知らず老け込んでゆく人が多いのです」

 縁もゆかりもない場所に移り住めば、新しい街で見聞を広げ、新しい知り合いと人間関係を築く必要がある。それは、全精力を奪われかねない大仕事だ。

 「65歳を過ぎれば、たいていの人は耳と目が衰えてきます。そうなると、新しく知り合った人と話すのも、新聞やスマホで情報収集するのも億劫になってしまう。やがて好奇心をなくして、地域に馴染むための努力もできなくなってしまいます。

 ようやく慣れて、友達ができた時にはもう80歳が見えてくる。環境への適応力が、若い頃と比べてはるかに衰えていることを自覚しておくべきです」(前出・大久保氏)

 何十年も住み慣れたわが家を離れると、それまで培ってきたご近所さんとの関係や、かかりつけの医師との関係、土地勘といった「目に見えない資産」もご破産となる。「ゼロからの再出発」に耐えられる人は、そう多くはないのだ。

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