出典元:夕刊フジ
独走巨人は15日にもセ・リーグ史上最速で優勝マジックが点灯。ペナントレースの灯は消えようとしているが、チーム内では生き残りを懸けたベテランたちの戦いが激しさを増している。
【写真】史上107人目となるプロ通算200本塁打を記録した巨人・中島
中島宏之内野手(38)は13日のヤクルト戦(東京ドーム)で、1点リードの6回2死無走者から相手先発・小川の甘く入ったチェンジアップをとらえて左中間へ6号ソロ。「この回が3人で終わらないように、次につながるような打席になることを意識しました」とフォアザチームの意識を強調した。
原監督の肝いりで加入した昨季は散々な成績で、オフには野球協約の制限を上回る1億3000万円減の年俸2000万円で契約更改した。崖っぷちの今季は復活を遂げ、このところ「6番・一塁」に座っているが、9月の月間打率は・250といまひとつ。それだけにチーム関係者は、約1カ月ぶりの一発に「相当な危機感にあおられている」とニンマリだ。
結果を残せなければ、序列は見る間に後退していく。危機感をあおる“燃料”には事欠かない。この日のイースタン・リーグ西武戦では、右膝違和感で8月16日に出場選手登録を抹消されていたパーラが実戦復帰。陽も打撃に鋭さを増しており、いつ1軍に呼ばれてもおかしくない。
チーム全体を掌握する全権監督の巧みな用兵術で、若手もベテランも歯を食いしばって奮闘。13連戦を驚異の10勝1敗1分(1試合雨天中止)で乗り切った。この日はDeNAが敗れ自力優勝が消滅。巨人が15日の阪神戦で勝てば、V2のマジックが点灯する。 (片岡将)
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