出典元:産経新聞
安倍晋三首相の後継を決める14日投開票の自民党総裁選に出馬している岸田文雄政調会長は同日午前、「最後まで何かできることがないかを考え、全力で努力を続けたい」と述べた。党本部で記者団の取材に答えた。
岸田氏は、8日の告示日と同様、妻の裕子さんから贈られた大ファンのプロ野球、広島東洋カープのチームカラーの赤のネクタイで投開票日に臨んだ。地方票では菅義偉(すが・よしひで)官房長官、石破茂元幹事長に後れをとりつつあるが、国会議員票での挽回に向け、「まだ両院議員総会まで3時間半ある。『選挙は投票箱が閉まるまで』という言葉もある」と闘志を燃やした。