出典元:tvkニュース(テレビ神奈川)
横浜税関はことし上半期に摘発した麻薬と「指定薬物」の押収量が大幅に増加したと発表しました。
横浜税関によりますと、ことしの上半期に管内で摘発された不正薬物の押収量は、去年の同じ時期のおよそ7倍で、中でもコカインやMDMAといった「麻薬」や、「指定薬物」が大幅に増加しました。
大量摘発としては1月から2月にかけ中国から横浜港に到着した国際郵便物から「指定薬物」を含み医療用の麻酔薬としても使われる「シバガス」のボンベ2万3000本を相次いで発見。
また、2月にはペルーから横浜港に到着した冷凍食品のコンテナ貨物の中からバッグに入ったコカインおよそ58キロ分が見つかったということです。
一方で、全体の摘発件数としては20%減っていて、横浜税関では「新型コロナの影響による飛行機や船の減便も影響している可能性がある」とみています。