出典元:tvkニュース(テレビ神奈川)
夏の海岸事故を防ぐため、パトロールを行ってきた日本ライフセービング協会が、ことし県内の海岸で死亡した人がいなかったことなどを黒岩知事に報告しました。
今年は県内すべての海水浴場が開設を見送りましたが、海岸での安全性の確保について懸念されたことから、県がライフセービング協会とパトロールなどについて協定を結んでいました。 協会は7月4日から先月末までに、県内20カ所の海岸で、それぞれ3人ずつの体制を基本に活動してきました。
協会によりますと、海岸への人出は大きく減ってはいませんでしたが、今年の救助活動の回数は47回と例年の1割未満で、「注意喚起を行ってきた成果が出た」としています。 また、ことしは風や海流で流された人の救助が多く、全体のおよそ7割であったものの、死亡した人はいなかったということです。