出典元：AP通信

アルボル、ポルトガル、8月18日（AP）― ポルトガルのマルセロ・レベロ・デ・ソウザ大統領が8月15日、同国最南端のアルボルの海水浴場で、潮に流された女性2人の救助に一役買って、同国メディアのトップニュースになった。
　気さくな大統領として国民に絶大な人気がある同大統領はまた、泳ぎが達者なことでも知られており、夏冬を通して毎朝1人で海水浴を楽しんでいるといわれている。
　そのデ・ソウザ大統領がアルボルの海水浴場で、乗っていたカヤックが潮に流されて転覆、海中に投げ出された女性2人を、ライフガードと一緒に救助した。
　新型コロナウイルス感染症拡大で損害を受けた観光業者の声を聞くため、同大統領は夏休みを利用して全国の観光地を回っていた最中の出来事だった。

（日本語翻訳・編集　アフロ）