出典元:AP通信
パリキール、ミクロネシア連邦、8月5日(AP)― 太平洋の無人島に漂着し、砂浜に大きくSOSと遭難信号を書いて助けを待っていた男性3人が8月2日、漂着から3日後に無事救助された。
3人は7月30日、北西太平洋のカロリン諸島のプルワト環礁から、全長7メートルのボートで43キロ離れたプラップ環礁に向かった。
コースを外れたボートの燃料が尽きたため、出発地点から190キロ離れた無人のピケロト島に漂着。3人は砂浜に大きくSOSと遭難信号を書いて、救助を待った。
3人から連絡が途絶えたため、グアムの米沿岸警備隊がオーストラリア軍に捜索を要請。ハワイ沖で行われていた訓練に参加後、オーストラリアに帰投する途中の同国海軍強襲揚陸艦「キャンベラ」搭載のヘリコプターが、砂浜の遭難信号を発見。3人はミクロネシア連邦のパトロール艇に救出された。
(日本語翻訳・編集 アフロ)