出典元:AP通信
元山市、北朝鮮、9月4日(AP)― 朝鮮半島を北上中の大型で非常に強い台風9号(メイサーク)は9月3日、北朝鮮東部で日本海に面する江原道と南北咸鏡道に、暴風雨による洪水被害をもたらした。
北朝鮮国営テレビは、道路が冠水した江原道元山市や咸鏡南道端川市の映像は流したが、被害に関しては触れていなかった。放映された大部分は、江原道と南北咸鏡道の荒れ狂う日本海の荒波や洪水被害と、首都ピョンヤンを流れる増水した大同江の映像だった。
北朝鮮は8月、記録的な長雨で洪水被害に見舞われたばかり。先の台風8号に加えて、今回の台風9号、さらにはその後に続くとみられる台風10号と、立て続けに台風による大規模な水害が予想されている。
(日本語翻訳・編集 アフロ)