出典元:AP通信
キャパイー・バレー、カリフォルニア州、8月25日(AP)― 米西海岸カリフォルニア州の州兵陸軍工兵隊が8月23日、大規模森林火災の消火活動に当たっている消防の側面支援に出動、北部ヨロ郡にあるキャッシュ・クリーク峡谷に浮橋を架設した。
総勢20人余りの工兵隊員は、トラックで運んできた折りたたみ式のアルミ製パーツを川に浮かべて組み立て、渓谷に長さ約30メートルの浮橋を架設した。
同地にある既存の橋は、安全性に問題があるとして2009年に閉鎖されたが、この浮橋が架設されたことで、火災現場に向かう消防車や救急車が迂回(うかい)せずに済むという。
サンフランシスコ湾周辺では、依然として3カ所で大規模火災が進行中で、焼失面積は約4700平方キロに達しているが、現場では24日になって湿度が高くなってきたことも手伝って、火の勢いが弱まり始めているという。
*映像は一部3倍速処理してあります。
(日本語翻訳・編集 アフロ)