【桜花賞 今週の仕事人】阪神競馬場馬場造園課の吉田駿さん「テレビの画面越しに、向こう正面の桜を楽しんでいただきたいです」(スポーツ報知)

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出典元:阪神の桜を担当して3年目の吉田駿さん

◆第80回桜花賞・G1(4月12日・芝1600メートル、阪神競馬場)

 今年は無観客競馬で行われる桜花賞。スタンドとともに、向こう正面の桜も静かに3歳牝馬を待っている。阪神競馬場馬場造園課の吉田駿さんは「桜担当」としての3度目の春を迎えた。「今年は1月の平均気温が例年より3度ほど高かったですからね。去年の桜花賞が4月7日。今年は開花が早い(3月24日)うえに6日に満開になり、12日までもつのか不安です」と、クラシック開幕戦を前にして、切実な思いを吐露する。

 桜の寿命は約50年と言われているが、阪神競馬場の桜の多くは樹齢40年以上と考えられ、病気の木も見受けられる。桜花賞当日が満開になるよう、80年代には木に布を巻いたり、00年頃には実験的に氷を置いたりしたこともあったが、根っこが傷んだり、その効果も薄かった。先輩の経験や知恵に学び、年間を通して750本ある桜の木を管理。春の阪神開催に彩りを添えてきた。

 例年、この時期は平日17時まで競馬場内の一部(公園地区)を開放。キッチンカーも呼び、地元の人がお花見にきていたが、今年は新型コロナウイルスの影響でそれも中止に。無観客での桜花賞を前に、「行き場のない気持ち。それでも開催できているのはありがたい。テレビの画面越しに、向こう正面の桜を楽しんでいただきたいです」。

 来年は満員のファンがスタンドを埋め尽くす桜の舞台を―。コロナウイルスの一日も早い終息を強く願う。(玉木 宏征)

 ◆吉田 駿(よしだ・しゅん)1993年10月9日、福島県須賀川市出身。26歳。東京都市大学工学部都市工学科卒業。入会5年目。六本木本部で2年勤務のあと、阪神競馬場の馬場造園課へ。桜担当1年目の桜花賞の勝ち馬がアーモンドアイ。「3月23日に開花したんですが、嵐と雨で当日(4月8日)までに結構散ってしまいました」。馬場造園課は6人が所属。「大学では工学科でしたからね」と一から勉強できる環境に感謝しながら日々精進している。

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