ヤクルト・斎藤隆コーチが珍指令「デニムをワンサイズアップさせる」(サンケイスポーツ)

出典元:ヤクルト・斎藤隆コーチ

球界ここだけの話

 2日から愛媛・松山で行われているヤクルトの秋季キャンプ。新たに就任した斎藤隆投手コーチ(49)は、初日からウエートルームで選手と長い時間を過ごした。「けがをしないために何をすべきか。まずは1年間を戦い抜くベースを作る。お尻回りとハムストリングが大きくなるように」と、トレーニングの姿勢など助言を送りながらコミュニケーションをとった。

 そして、今キャンプの目標に“デニムをワンサイズアップ”させる珍指令も出した。同コーチは「選手たちにはデニムを1サイズアップさせよう、と。彼らも(トレーニングを)イメージしやすくなる」と分かりやすい表現で具体的な目標をかかげた。

 下半身を強化することで「疲労しづらくなるし、回復も早くなる」と説明し、自身の経験に基づいているという。横浜時代(現DeNA)の1999年オフから個人トレーナーに師事。本格的にウエートトレに取り組み、米大リーグに挑戦する2006年までにデニムのサイズが2インチ(約5センチ)大きくなった。

 改革はウエートだけでなく、ブルペンにも及んだ。キャンプ序盤は1日の投球数をあえて制限。多くても60-70球とした。「もっと投げたいと思ってほしい。実際、『もっと投げたいです』といってきた選手もいる。そういう思いにさせることも重要」と貪欲な姿勢を求めた。メンタル面でも「ブルペンでも勝負するという意識を強く持ってもらいたい」と要求し、「ネガティブな言葉ではなく、能力を引き出して、覚醒に導くことが役割」とポジティブな言葉をかけ選手の能力を伸ばしていく。

 最下位に沈んだチームは今季、セ・リーグワーストの防御率4・78、739失点。守備とともに来季への課題となっている。日米で7球団に所属し、通算112勝139セーブを挙げた右腕が、ヤクルト投手陣の再建を図る。(横山尚杜)

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