ヤクルトの期待!D1指名の奥川に名投手の背番号『11』/ドラフト(サンケイスポーツ)

出典元:奥川は、高津監督のメッセージ入りの“当たりくじ”を手にはにかんだ(撮影・中島信生)

ヤクルトにドラフト1位で指名された奥川恭伸投手(18)=石川・星稜高=が18日、金沢市の同校で伊東昭光編成部長(56)らから指名あいさつを受けた。今夏の甲子園大会で準優勝に導いた最速154キロ右腕に対し、球団は背番号11を与える方向で検討していることが判明。奥川は「球界のエースになれるように頑張りたい」と大きな目標を掲げた。

 無数のカメラのフラッシュを浴び、奥川の表情がこわばった。ヤクルトからの指名あいさつ。その席上、『神宮で待ってます』という高津新監督の直筆メッセージとサインが書き記された「交渉権確定くじ」を伊東編成部長から手渡されると、初々しい笑顔を見せた。

 「徐々に実感が湧いてきました。メッセージをいただいてうれしかった。これまでとは環境は変わりますが、その中でも頑張っていきたい」

 前日17日のドラフト会議で巨人、阪神を含め3球団が競合した逸材。指揮官からのプレゼントを受け取り「ご縁をいただいたので、東京ヤクルトスワローズで頑張っていきたいです」と改めて決意を語った。

 直球の最速は154キロを誇り、スライダーやカーブ、フォークボール、チェンジアップなど多彩な変化球を持つ。高校生ながら即戦力の評価を受ける奥川に、背番号11が用意されていることが明らかになった。

 球団では荒木大輔や由規、高津監督も米大リーグからヤクルトに復帰した06年に背負った。球界を見渡せば通算222勝を挙げた村山実(阪神)や同180勝の斎藤雅樹(巨人)、日米通算201勝の野茂英雄(近鉄、ドジャースなど)、現役ではダルビッシュ有(カブス)や日本ハム時代の大谷翔平(エンゼルス)が11番。偉大な投手がつけてきた。

 1位指名にふさわしい番号だ。奥川は準優勝した今夏の甲子園大会で5試合に登板。41回1/3を投げて投球回を上回る51三振を奪い、四球はわずかに5だった。9月に韓国で開催されたU18(18歳以下)W杯のカナダ戦は7回で18奪三振。国内にとどまらず、国際大会でも活躍した右腕に、伊東編成部長は「やはり、勝てる投手ということ。球界を代表するような投手になってほしい」と切に願った。

 最下位に沈んだ今季のヤクルトは、チーム防御率4・78と739失点が12球団ワースト。奥川はプロ1年目となる来季から1軍での登板が期待される。

 「たくさん勝てる投手になりたい。球界のエースになれるように頑張りたい」と奥川。将来性豊かな次世代のエース候補。低迷した燕に希望の光をともす。

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