兵庫県内の商業地、4年連続上昇(産経新聞)

出典元:兵庫県内商業地の上昇率トップだった神戸市中央区明石町47番付近=同市中央区

国道交通省が19日発表した公示地価で、兵庫県内1194地点の対前年変動率は、住宅地が0・2%減で11年連続の下落となった一方、商業地は2・4%増と4年連続で上昇した。地域別では住宅地、商業地ともに神戸や阪神南は堅調に伸びているものの、淡路や但馬は下落が続いている。

 公示地価は1月1日時点の土地1平方メートルあたりの評価額。売買の参考にしてもらおうと、国交省土地鑑定委員会が地価公示法に基づき、毎年公表している。

 県内を10地域に分けると、住宅地は神戸(前年比0・4%増)と阪神南(同0・7%増)のみで上昇。明石市の住宅人気が高く、東播磨が22年ぶりに下落から横ばいに転じた。そのほかの地域は下落が続く。

 商業地は神戸(同6・1%増)▽阪神北(同2・7%増)▽阪神南(同2・6%増)▽中播磨(同1・4%増)▽東播磨(同1・4%増)-の5地域で上昇。都市部の上昇が底堅い一方、但馬(同3・4%減)や淡路(同2・9%減)は下落が20年以上続いている。

 住宅地の最高価格は13年連続で神戸市東灘区岡本2の9の26が56万6000円(同1・8%増)。前年上昇率が最高だったのは平成28年に近くにJR摩耶駅が開業し、住宅人気が高まっている同市灘区灘北通8の3の18(同10・7%増、29万円)だった。

 商業地の最高価格は三宮センター街の同市中央区三宮町1の7の5(同24・9%増)が612万円で8年連続。前年上昇率は昨年2位だった旧居留地の同区明石町47番(同28・2%増、305万円)が同区磯上通8の3の5(同27・8%増、345万円)を抜いて1位になった。そのほか、姫路市駅前町252番(同25・0%増、150万円)も堅調に上昇している。

 県不動産鑑定士協会の多田敏章副会長は「都心部に再開発計画があり、さらに価格上昇が続く伸びしろがある」と説明。県全体で二極化が進んでいると指摘し、「都市部でも駅の徒歩圏内とそうでない地域の差が広がりつつある」と分析した。

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