映画ジャーナリスト・小西未来が、映画で日本酒をアピール!その舞台裏とは?(映画.com)

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出典元:日本酒の世界で活躍する女性先駆者たちを追ったドキュメンタリー

[映画.com ニュース]LA在住の映画ジャーナリスト・小西未来が監督したドキュメンタリー映画「カンパイ!日本酒に恋した女たち」の4月27日の公開を前に、小西監督の前作「カンパイ!世界が恋する日本酒」の上映会が、4月20日に池袋コミュニティカレッジで開催。ゲストに小西監督と、新作のメインキャストである広島の今田酒造の女性杜氏・今田美穂、女優で脚本家の近衛はなが登壇した。

 前作「カンパイ!世界が恋する日本酒」は、2015年のサンセバスチャン国際映画祭でワールドプレミアを迎え、日本では全国劇場上映、海外でも13カ国で上映・配信された。新作「カンパイ!日本酒に恋した女たち」は、今田と、ニュージーランド出身の日本酒コンサルタントであるレベッカ・ウィルソンライ、カリスマ日本酒バーの店長・千葉麻里絵という、日本酒の世界で活躍する3人の女性先駆者たちを追ったドキュメンタリーとなっている。

 もともと映画を作りたくて渡米したという小西監督。「でも、道を間違えて、ライターを長くやってきました。数年前にやっぱり映画を作るべきだと思いたちまして。本当は劇映画が最終目標ですが、ドキュメンタリーならひとりで撮れるし、予算も少なくて済むので、小さく映画作りを再開させようとしました。ちょうど『二郎は鮨の夢を見る』など、フードドキュメンタリーが流行っていたので、日本の食に関するものをやりたいと思いました」。

 実は、その時の小西監督は「日本酒に対してネガティブなイメージしかなかった」というが、劇中に登場する岩手の酒蔵・南部美人の5代目蔵元・久慈浩介と出会い、海外でアグレッシブに日本酒を売り込む情熱に大いに共感。彼に取材を申し込んだところ、快諾してくれたと言う。「当時、僕の映画は公開されることも約束されてないし、僕は日本酒に詳しくもない、監督作だってこれ1本。でも久慈さんはそんな人間に撮らせてくれた。OK、OKと、どんな可能性にも乗ってくれる人だった」と感謝する。

 そこから彼と、京都・木下酒造に勤める初の外国人杜氏のフィリップ・ハーパーや、神奈川・鎌倉の米ジャーナリストのジョン・ゴントナーの3人を取材対象に定めた。しかし、この2人については「マイナスからのスタートでした」とのこと。特にハーパーは最初から断られていたが、粘り強く交渉し、ようやく許可をもらったそうだ。

 続いて、新作「カンパイ!日本酒に恋した女たち」の話題に。小西監督はメインとなる3人の女性について「アウトサイダーというところに惹かれました。女性だし、きっと不当な扱いを受けて葛藤があっただろうと思い、それを乗り越えたところでの感動を作ろうと思いました」と新作を撮っていったが、その予想は大きく外れたそうだ。「そういう話は一切出ない。彼女たちの口からは、先輩たちに感謝する言葉しか出てこない。諦めて、そのしなやかさ、芯の強さを撮ろうと思いました」と撮影を振り返る。

 今田は「女性だから大変だったんじゃないですか?とよく聞かれるんですが、広島の重鎮のおじいちゃんたちは、『本気でやるんだったらいくらでも教えてやる』と言ってくれました。でも、高齢で、どんどん亡くなっていく。だから映画はチャンスだと思ったんです。その人たちの記録を残してもらえると思ったので」と言うと、小西監督は「そんなことは初めて聞きました!」とそのコメントに驚いた様子だった。

 また、試行錯誤しながら、日本酒作りに取り組んでいる今田は「お酒は何百年の日本人の知恵と愛と涙と努力の結晶です。一代でできるようなことではないです。毎年毎年、命懸けで作っています。特に今は、日本酒が過去最高においしいものが飲める時代になっています」と力強くアピール。この日は、映画に合わせて今田酒造で作られたオリジナルの日本酒「草」と、それに合わせたハーブも振る舞われ、大盛況だった。

 小西監督は「1作目の時、一番の願いは、映画を見たあと、お酒を飲みたくなるような映画を作ることでした。今回はさらに、女性が楽しいと思ってもらえる映画を作ろうと思いました。輝いている女性だけを描いた映画は珍しいので、女性に喜んでもらえたらと」としっかりアピールし、上映会を締めくくった。

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