総連系会社社長らを書類送検 強制執行妨害容疑(産経新聞)

在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の保険会社「金剛保険」(東京都荒川区)が整理回収機構(RCC)の債権回収を不正に免れるため、資産を隠したとして、警視庁捜査2課は11日、強制執行妨害の疑いで、ともに朝鮮籍の同社社長の男(69)=東京都大田区=と、取締役の男(54)=葛飾区=を書類送検した。2人は容疑を認めている。

 送検容疑は平成28年12月、同社の支社社員らに指示し、支社名義の6つの銀行口座から現金計約820万円を引き出して隠し、RCCによる債権の回収を妨害したとしている。

 関係者によると、RCCは14年12月、「朝銀東京信用組合」(破綻)から金剛保険に対する約10億円の債権を引き継ぎ、回収を進めていた。しかし、金剛保険側は、「全額返済できるような資産はない」などと説明。返済額は多いときでも月数十万円にとどまっていた。そのためRCC側は裁判所に申し立て、28年12月、金剛保険の預金計約1億3千万円の差し押さえ手続きを開始した。

 金剛保険側はRCCの手続きが進む前に資産を確保するため、計約50の銀行口座から総額約8千万円を引き出していたという。

 捜査2課は26道府県警と合同捜査本部を組み、29年12月以降、本社と全国の支社、関係者の自宅を家宅捜索。書類送検された2人のほかにも資産隠しに関与した関係者がいる可能性もあるとみて調べを進める。

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