出典元:AP通信
江陵市、韓国、10月5日(AP)― 韓国軍と在韓米軍は10月5日、北朝鮮による前日の弾道ミサイル発射を受けて、ミサイル発射演習を行ったが、韓国軍のミサイル「玄武2」が発射に失敗、地面に激突した。
米韓両軍は、江原道東部の江陵市から日本海に向けて、合計4発のATACMS(陸軍戦術ミサイルシステム)ミサイルを発射。韓国軍が「玄武2」1発を発射したが、これが失敗した。
インターネットユーザーが、空軍基地の近くとされる場所からオレンジ色の炎の玉が出現する動画をソーシャルメディアに投稿。その時間後に韓国軍が、このミサイル発射失敗を認めた。
この発射失敗でけが人や民間施設への被害はなかった。
「玄武」は韓国が開発した対地ミサイルで、韓国の対北先制攻撃戦略や報復攻撃戦略の要となると期待されており、「玄武2」はロシアの短距離弾道ミサイル「イスカンデル」に類似している。
(日本語翻訳・編集 アフロ)