三度遺体の掘り起こし作業 ウクライナ東部のリマンで(AP通信)

出典元:AP通信

リマン、ウクライナ、10月12日(AP)― ウクライナ東部のドネツク州は4カ月以上ロシア軍に占領されていたが、占領期間中に埋葬された市民や兵士の死因を調べるための遺体掘り起こし作業が10月11日、同州リマン市郊外の森林地帯にある集団埋葬地で始まった。
 黒いビニール製の納体袋に入れられた10遺体が並べられた約30メートルの溝からは、これまでに32遺体が掘り起こされた。
 掘り起こされた10体はいずれもウクライナ軍兵士の遺体で、集団埋葬地に埋められていたもの。AP通信の記者は、法医学調査官が開いた納体袋の中に、血がにじんだ戦闘服を着たウクライナ軍兵士の変わり果てた姿を見た。
 この日は、22人の民間人も個別の墓から掘り起こされた。
 当局によると、子どもの遺体も発見されたが、犠牲者の多くは数カ月にわたる激しい砲撃で死亡したようだという。
 発掘された遺体に処刑や拷問の形跡があるかどうかについては、まだ調査の初期段階であることを理由に、当局は明確な答えを避けた。
 リマンは9月末のウクライナ軍の反転攻勢でロシア軍から奪還されたが、戦争の爪痕は広範囲におよんでいる。市の大部分は完全に破壊されたため、ウクライナ当局は現在、基本的なインフラの復旧と、占領下での市民の生活や死について調査を行っている。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

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