出典元:AP通信
ベルゴロド、ロシア、10月14日(AP)― ロシア国営テレビは10月13日、ウクライナ軍のミサイル攻撃を受けたというロシア南部ベルゴロドにある高層集合住宅の映像を公開した。
ベルゴロド州知事によると、建物はウクライナの砲撃を受けたというが、国営テレビは、ミサイルの破片が建物の屋根に落下したと主張。その衝撃で外壁のコンクリートが剝がれ、近くに駐車してあった車の屋根とボンネットを直撃したという。
これに対して、ウクライナ政府関係者は、砲撃の事実を否定したうえで、国境沿いのウクライナの町や村に対するロシア軍の一連の攻撃で、ミサイルが目標を外れて、自国領内の建物を誤爆したのではないかとの見方を示した。
ちなみに、ベルゴロドから直近のウクライナ国境までは約35キロしかない。
(日本語翻訳・編集 アフロ)