冷えから来る不眠、体調不良に
うんざりしていた28歳の山田さんが
「朝までぐっすり眠れるようになった」理由とは?
身体を足のつま先から「ぽかぽか」と温める方法
出典元:日刊ゲンダイDIGITAL
【アフターコロナ 新サバイバル生活の知恵】#93
サブスクリプションできるものがどんどん増えていますが、ついに、「お墓」までサブスクの時代になりました。
葬式で遺族の女性にプロポーズ! 間が悪すぎる南アフリカの牧師になぜか賛否両論
「お墓はおおむね数百万円と高い。それに、遠く不便な場所にあるので、お墓参りは頻繁に行けません。管理費用もばかにならない」と言うのは都内在住の池田智之さん(75歳・仮名)。
そういった需要に応えたのが、サブスクリプションお墓です。例えば、永代供養付きで石碑・骨壺が一体型になった石碑「偲慕」では、月3300円の使用料で、高さ23センチ、幅18センチ、奥行き22センチと小さく、料金は27万5000円(初期費用)と安めです。
池田さんのように、遠いところにある今のお墓はお参りに行けないし、近場のお墓は高い、いつ引っ越しするかわからない……という人には数百万円のお墓はとても高く感じるはずです。
レンタルできるお墓では、買う必要はありません。いつか移動する可能性がある人向けに、安くすませることができます。
月3980円でサブスクをしているのは、永代供養付きのお墓「のうこつぼ」です。墓石がなく使用料(永代使用料)は50万8000円。全国170カ所に墓地があるので近くから探すことができます。ハワイにもありますので、引っ越しが多い人には便利です。お墓のスタイルに近いマンションのような集合型ですが、屋外に設置されているので、お参りには行きやすくなります。
■「ペットと一緒」も増加
埼玉県東松山市にある西照寺は、10年間のレンタル墓石が30万円で、小さめですが、年間管理費とプレート代を含めて48万円です。
ちなみに、コロナ以降は家族葬が増加、一般葬を含めた参列者数は平均30人から12人に減少(日比谷花壇のお葬式:2018年から21年の調査)しています。逆に、増えているのは「Withペット」としてペットと入れるお墓です。
また、1グラム50万円ほどと高いのですが遺灰を乗せて宇宙空間に打ち上げる「スペースメモリアル」や、小さいカプセルに入れた遺骨を宇宙に届ける「SPACE NTK」などの宇宙葬も増えています。アフターコロナでお墓に対する考え方も大胆に変化しているようです。
(柏木理佳/生活経済ジャーナリスト)