パリへの序章 松田瑞生 自分越え、日の丸背負う(産経新聞)

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出典元:産経新聞

「第41回大阪国際女子マラソン」は30日に号砲を迎える。世界選手権の代表選考であり、2024年パリ五輪に向けた第一歩となるレース。新たな気持ちでスタートラインに向かう有力選手の姿を追った。

昨年3月の名古屋ウィメンズマラソン。松田瑞生(ダイハツ)は2時間21分51秒の好タイムで優勝しながら、レース後、指導を受ける山中美和子監督の胸に飛び込むと悔し涙があふれた。自己ベストに4秒届かなかったからだ。

「マラソンはタイムで結果が出る世界。最低ラインが自分のタイムを上回ることだったので、それが達成できなかった悔しさは本当に大きかった」

ただ、その経験も今では発奮材料になっている。6回目のマラソンとなる今回の大阪国際に向けても「ライバルはいない」ときっぱりいう。「いつだって自分自身に勝てば勝負に勝てる。一番のライバルは自分。波乱を起こすようなタイムでゴールしたい」。具体的な目標タイムは胸の内に秘めているが、3月の東京や名古屋ウィメンズを走る選手が追いつけないようなタイムで走り、今夏の世界選手権(米オレゴン州)の切符をつかむことが最大の目標だ。

東京五輪は代表補欠の立場で直前まで出場を信じて調整を続けた。目標の舞台を走ることはできなかったが、山中監督から「私、オレゴンに行きたい。世界選手権に一緒に行こう」と声をかけられた。監督と一緒に世界で勝負したい。その思いが新たな一歩を踏み出すきっかけになった。

五輪のレースを見て感じたのは、日の丸をつけて走るのは五輪でも世界選手権でも変わりはないということ。「世界の猛者たちと最後まで熾烈(しれつ)な戦いをしてみたい。世界の人と走るのがめちゃくちゃ楽しみ」。新型コロナウイルス禍で海外での高地合宿ができない分、練習での設定タイムも今まで以上に早くし、過去のマラソン練習の中でも一番距離を踏んで、高速ペースでも最後まで粘り切るための足作りをしてきた。

東京五輪に向けて他のどの選手よりも悔しい思いをしてきたからこそ、世界選手権に懸ける意気込みは人一倍強い。「世界への憧れというより、私が日の丸を背負わんとあかんやろって思います」。生まれ育った大阪から再び旋風を巻き起こすつもりだ。(丸山和郎)

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