2年前の因縁乗り越え戦う 日大VS関学大の甲子園ボウル(産経新聞)

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出典元:産経新聞

関東、関西の代表校がアメリカンフットボール大学日本一を争う第75回甲子園ボウルが13日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われる。対戦するのは、これが30度目の顔合わせとなる日本大と関西学院大。平成30年5月、学生スポーツのあり方をめぐり社会問題にもなった悪質反則問題の加害者側と被害者側だ。あれから2年半、当時を知る学生も多く残る中、両校ともコロナ下のシーズンを勝ち上がった。問題後初めて実現した因縁の再戦ではあるがわだかまりを乗り越え、今度こそはフェアプレーでの決着に臨む。(上阪正人)

【表でみる】日大悪質タックル問題の経過

■赤と青、長年のライバル

 「関学大さんにはご迷惑をかけた。もう一度、戦えるのはうれしい」(日大の伊東慧太主将)

 「お互いが全力を出して、いいゲームをしたい」(関学大の鶴留輝斗主将)

 11月30日に甲子園球場で行われた記者会見。両校の主将は互いに健闘を誓い合った。

 22回目の優勝を目指す日大は35回目の出場。関学大は54回目の出場で31回目の頂点を狙う。チームカラーは日大の赤に対し、関学大は青。ライバルとして長く学生アメフトを牽引してきた両校の立場を違えるできごとは、30年5月6日、東京都内で行われた定期戦で起きた。

 パスを投げ終えて無防備な状態だった関学大クオーターバック(QB)の奥野耕世の背後から、日大の守備選手が激しくタックル。奥野は腰や膝などに全治3週間の負傷をし、退場に追い込まれた。

 一方の守備選手は約2週間後、記者会見で謝罪するとともに、問題のタックルは当時の監督とコーチから指示があったと説明。監督とコーチは「『相手QBを潰せ』という言葉の趣旨の取り違えだ」と反論したが、関東学生連盟は2人を除名処分とし、日大にはシーズン終了までの公式戦出場停止処分を下した。

■「外部の血」で再起

 大きな批判を受けた日大の再起への道のりは当初、平らかでなかった。秋の公式戦に出場できないことで1部下位リーグへの降格が決定。OB以外の外部から就任した橋詰功監督は日大伝統のスパルタ式から、選手の自主性を重んじるスタイルへの変革を図った。

 しかし選手の多くは戸惑い、29年の甲子園ボウルで1年生ながら最優秀選手に輝いたQB林大希もなかなか指導方針になじめなかったという。橋詰監督は「僕が『こうしたら強くなるよ』というのを、選手たちに信用してもらうのが難しかった」と振り返る。

 だが対話を重ねながら理解を深め合い、昨季の1部下位リーグは7戦全勝で優勝。今季復帰した1部上位リーグでも優勝し、結果的には最短で甲子園ボウルに戻ってきた。伊東主将は3年ぶりの大舞台へ「新体制でやってきたことが正しかったといえるように、全身全霊で戦いたい」と表情を引き締めた。

■28年ぶり監督交代

 悪質タックルで負傷した関学大の奥野は最終学年の今季、押しも押されもせぬ学生ナンバーワンQBとして甲子園ボウルに臨む。

 負傷が癒えた後も、しばらくは精神的なショックが尾を引いた。大きな騒動となったことで周囲に迷惑をかけたと感じ「アメフトをやらなければよかった」と悩みもした。だが仲間に支えられながら30年の甲子園ボウルで最優秀選手となり、年間最優秀選手(ミルズ杯)にも選出。翌年もチームを2年連続大学日本一へと導いた。

 一方でチームは今季、大きな変化を迎えた。28年にわたり関学大を率いてきた鳥内秀晃監督が昨季限りで勇退。新たに、アシスタントヘッドコーチだった大村和輝監督が就任した。

 コロナ禍を受け、今季はリーグ戦から試合数の少ないトーナメント方式に変更された関西学生の優勝争い。決勝はここ20年、関西の覇権を激しく争ってきた立命館大に13-14とリードされながらも、残り3秒からのフィールドゴールで逆転した。

 甲子園ボウルでの日大との対戦は3年前に17-23で敗れて以来。大村監督は悪質反則をめぐるしこりは「チームとしても個人的にも特にない」とし、「フットボール界で切磋琢磨してきた仲。素晴らしい試合ができればいい」と静かに語った。

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