球団の監督を次々変える楽天・三木谷社長は理念なき経営者【佐高信「この国の会社」】(日刊ゲンダイDIGITAL)

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出典元:日刊ゲンダイDIGITAL

【佐高信「この国の会社」】楽天

 代表取締役会長兼社長の三木谷は松下政経塾を絶賛していた。私は同塾を松下未熟塾とヤユしているが、未熟の典型のような同塾卒業生の前原誠司と三木谷は、今回、同じ位置に立たされた。

 例の「希望の党」騒ぎで、前原は小池百合子に手玉に取られ、「小池にはまってサア大変」となったわけだが、菅義偉政権が旗を振った携帯電話料金値下げで、菅に接近して信じていた三木谷は、NTTドコモなどが値下げして、安値を売りものにできなくなり、ピンチに陥っている。「菅にはまってサア大変」なのだ。

 私は三木谷を「理念なき欠陥社長」と批判したことがある。それはプロ野球(東北楽天ゴールデンイーグルス)の球団経営に露骨に表れている。

 ある種の理念というか理想をもって参入したのなら、あれほど簡単に監督の田尾安志のクビを切ることはないはずで、ゆきあたりばったりだから、次々と監督が代わる。

 2004年に同球団の社長となった吉田敬は小さいころからの田尾ファンだった。山口敦雄の『楽天の研究』(毎日新聞社)によれば、GM(ゼネラルマネジャー)のマーティ・キーナートの最大の功績は田尾を引っ張ってきたことだと吉田は言っている。

 そして、皮肉にも、「チームの編成に関しては、三木谷とか僕らがあまり口を差し挟まない方がよいと思っています。ただ、田尾監督の考えていることに僕らの考えていることとは結構一致している」と語っている。それなのに田尾は1年で更迭されたのである。

 吉田は「三木谷をひとことで言うと、わがままな人ですね」と評しているが、こうした経営者に限って「経営者の給料が低すぎる」と強調する。

 田尾を簡単に解雇したことでわかるように、三木谷は社員を大事にする経営者ではない。社員を安く働かせ、自分は高給を取るという極めて日本的な社長である。何も新しくない。=敬称略

(佐高信/評論家)

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