巨人原監督がアマ球界でも推奨する「DH制」が高校野球では難しい事情(日刊ゲンダイDIGITAL)

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出典元:日刊ゲンダイDIGITAL

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 プロ野球の日本シリーズは巨人が2年連続でソフトバンクに4連敗を喫した。私は戦前、ソフトバンクの4勝1敗と予想した。巨人は絶対的エースの菅野が投げる第1戦しか勝てないとみていたが、ソフトバンク千賀の投球は圧巻だった。

 巨人打線も研究はしていた。クセが分かったのか、「お化け」と称される千賀のボール球になるフォークを見極めていたのは見事だった。それでも攻略はできなかった。この試合の菅野の最速は152キロ、千賀は159キロ。千賀は調子が良くなかったが、それでも菅野より10キロ以上速く感じた。

 ソフトバンクの左打者を封じるためとはいえ、第2戦の先発が今季5勝の左腕・今村だったのは解せない。あえなくKOされ、流れを失った。9勝の戸郷か8勝のサンチェスだったら、結果は変わっていたかもしれない。

 こうも明暗が分かれてしまったのはなぜか。両球団の差を挙げてみる。まずは巨人の捕手・大城の配球である。

 第3戦、巨人が0―2で迎えた七回に、3番手・大竹が4番・グラシアルに致命的となる3点目の適時打を浴びた場面だ。巨人バッテリーは助っ人の弱点である内角に3球シュートを続け、カウント2―1にしたところで外角へスライダー。これをライト前に狙い打たれた。苦手なところに3球続け、カウントが悪くなったから外角という短絡的な配球。たとえ打者有利のカウントでも、簡単にストライクを取りにいってはいけない場面だ。なぜ大竹がマウンドにいるのか。「内角へのシュートで勝負しろ」という首脳陣の意図を理解していないのだ。

 一方、ソフトバンクの捕手・甲斐は第1戦で、エース千賀にこれでもかと内角を要求。4番・岡本のバットをヘシ折るなど、クリーンアップに意識付けをしたことで、坂本、丸を含めた「3人衆」に仕事をさせなかったことと対照的である。

「一振りの差」も大きかった。巨人の3人衆は甘い球をことごとく打ち損じ、ソフトバンクの中村晃、柳田、グラシアル、栗原は要所で確実に仕留めていた。中軸の差が結果に表れた。

■球数制限以上に紛糾する可能性

 今シリーズは全試合で導入されて、話題となった「DH制」。原監督は「アマチュアでも導入すべき」と説いている。結論から言うと、高校野球では無理だろう。

 今年から「1週間500球」という球数制限が適用された。これはエースが1人で投げる高校には不利なルールで「公立つぶし」ともいわれる。レギュラーが9人から10人に増えるDH制は、それ以上に戦力差が結果に直結する。例えば、大阪桐蔭など選手層の厚い強豪校は喜ぶかもしれないが、レギュラーと控えの差が大きい公立校は反対するだろう。両者の格差は確実に広がるからだ。

 プロ野球はDH制の方が面白い。アマ球界も高校以外は可能だろうが、注目度が高い高校野球で導入するのは難しいと強調したい。原監督の提言は一理あるが、「持たざる」球団ではなく、巨人という「戦力を持つ」側の意見だと言わざるを得ない。

(小倉清一郎/元横浜高校野球部部長)

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