出典元:AP通信
バルダ、アゼルバイジャン、10月6日(AP)― 南コーカサスの係争地ナゴルノカラバフを巡るアルメニアとアゼルバイジャンの軍事衝突は、発生から1週間たっても和平交渉の動きは見られず、両国による相手国の非難合戦に終始している。
アルメニアは10月5日、ナゴルノカラバフの首都に当たるステパナケルトにミサイルを撃ち込んだとして、アゼルバイジャンを非難した。これに対してアゼルバイジャンは、同国第二の都市ギンジャをはじめとする数カ所がアルメニア軍の攻撃を受けたと反発。
またアゼルバイジャンは、同国中部バルダ県の県都バルダに対する攻撃で、1人が死亡し、3人が負傷したとしてアルメニアを激しく非難した。
一方、両国と国境を接するイランが、ここにきて和平調停に動き出したといわれている。
(日本語翻訳・編集 アフロ)