【小説】戦死した父と遺志を継いだ息子、ふたりをつなぐ「たったひとつの願い」(現代ビジネス)

出典元:現代ビジネス

地球惑星科学を専攻し、東京大学大学院博士課程を修了した異色の経歴を持つ小説家・伊与原新さん。最新作『八月の銀の雪』は、天文、気象、生物などがテーマに、科学のエッセンスが登場人物の傷ついた心を優しく包み込む物語です。本書収録の気象をテーマにした1編「十万年の西風」を5日連続掲載で公開します。

子どもたちの教育に「ニセ科学」が忍び込んでいる事実をご存知か

 ●前回はこちら → 【小説】第二次大戦、日本の「陸軍登戸研究所」ではこんな秘密兵器が作られていた…! 

 【前回のあらすじ】

 辰郎に、滝口は太平洋戦争で日本軍が開発した「風船爆弾」の話を持ち出した。なんと、二人のいる五浦海岸が「風船爆弾」の放球基地の一つだと言うのだ。

 歩いて10分ほどの放球台跡地へ辰朗を連れていった滝口は、気象庁――当時の中央気象台にも、風船爆弾でアメリカ本土に空襲をかけるアイデアを温めていたチームがあったと話す。そして、陸軍の要請を受け、作戦が実行可能かどうか基礎研究を行ったそのチームと自分の「つながり」について話し始めた。

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