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出典元:AP通信
シュシャ、ナゴルノカラバフ、10月26日(AP)― 南コーカサスのアゼルバイジャンとアルメニアによる砲爆撃が続く中、両国が主権を主張する係争地ナゴルノカラバフで10月24日、ナゴルノ軍兵士の結婚式が執り行われた。
マルトゥニ出身の新郎新婦が挙式を行ったシュシャにある救世主大聖堂は、10月8日のアゼリ軍による砲撃で、建物の一部が破壊されたまま。新郎は結婚式のため、2日間の休暇を取って最前線から駆けつけた。
無事式を終えた新郎は「戦いが終わることを祈っています」と述べ、戦友の無事を祈った。
9月27日に発生したナゴルノカラバフの領有権を巡る武力衝突は、ロシアの仲介でこれまで2度両国が停戦に合意したものの、その都度合意が破られており、今また実効性のある停戦を目指して、水面下で外交交渉が続けられている。
(日本語翻訳・編集 アフロ)