出典元:AP通信
マクアリー・ヘッズ、オーストラリア、9月23日(AP)― オーストラリア本土南東のタスマニア島に9月21日、270頭を超えるクジラの群れが打ち上げられた。
政府の海洋保護担当者が現場に派遣され、救助活動の指揮に当たっている。
同島の西海岸ストラーンの砂州に打ち上げられたのは、ゴンドウクジラの群れで、22日も救助活動が行われているが、海洋保護プログラム野生生物学者によれば、3分の1に当たる90頭前後は既に死亡している可能性があるという。
救助活動に当たっている海洋学専門家らは、各種救助方法を試しており、数頭のクジラを解放してその動きを観察した結果で、ベストかそれに近い方法を採用するとしている。
そのため、救助活動は数日かかる可能性があるという。
また、別の海洋学者によれば、今回のような座礁はゴンドウクジラに見られるケースが多いという。
(日本語翻訳・編集 アフロ)