出典元:tvkニュース(テレビ神奈川)
横須賀市が来年7月の開設をめざす、横須賀港と福岡県北九州市を結ぶ新たなフェリー航路について、18日に工事が着工しました。一方で地域住民からは、説明会を求める声も出ています。
この計画は、横須賀港と北九州市の新門司港の間、およそ980キロメートルを結ぶ航路を開設するため、市がフェリー会社と共同でターミナルの建設などを進めているものです。 市の補正予算案が17日に可決、18日港の工事が着工し、新航路は来年7月開設予定で、1週間に6便、片道およそ21時間で到着します。
市によりますと、新たに航路を開設する理由として、ネットショッピングによる物流の増加や、長距離バスのドライバー不足などから、海上輸送の需要が増えていることなどとしています。
一方で周辺住民からは、「大きな計画で地域に工事の騒音などの影響が想定されるが何も説明がない」と訴えていて、18日に市に対して要望書を提出しました。
これを受け市は、「一部住民に対して説明会は実施したが、行き届かなかった部分があった。 改めて説明したい」とし、再び説明会を開くとしています。