出典元:夕刊フジ
【芸能ニュース舞台裏】
大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された俳優、伊勢谷友介容疑者(44)をめぐる動きが続く。
【表】伊勢谷容疑者の最近の主な仕事
女優、吉永小百合(75)の主演映画「いのちの停車場」(来年公開)に出演していたが、「東映は『作品と個人とは別のもの』と見解を示し、公開に踏み切ることを明かしました。一理ありますが、薬物事案だから決断できたことですよ」と映画ライターは冷ややか。
「わいせつ事案や人の命を脅かす犯罪ならば、同様の判断ができるでしょうか。映画業界が出演作品から逮捕者が出た際の基準を示せないのはそのため。薬物事案なら上映できるとラインを引いてしまうと、そこまではOKと受け取られかねないですしね」
俳優のピエール瀧(53)の薬物事案でも東映は出演映画「麻雀放浪記2020」の公開を決断した。
「公開はできても、その後のDVD化やテレビ放映、配信などに支障が出ますから、伊勢谷容疑者が損害賠償請求から逃れることはできません」(前出・映画ライター)(業界ウォッチャーX)