都心最古の木造旅館「鳳明館」に宿泊 YouTuberスーツの旅行記(夕刊フジ)

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出典元:夕刊フジ

【YouTuberスーツの旅行記】

 東京には多数の宿泊施設がありますが、その殆どはホテル形式です。勿論和風旅館もあるのですが、鄙びた温泉街にあるような昔風の建物で営業している施設に限定すると、その数はごく僅かとなります。なかでもおそらく最も古い「鳳明館」に先日宿泊してきました。

 鳳明館は本館、台町別館、森川別館の3つの建物で運営していて、本館は東京大学の赤門から歩いて3~4分ほどのところに立地しています。1905年に建てられ、今年で築115年。元々は東京帝国大学の学生が使う下宿だったそうで、戦後に旅館専門となったようです。東京にあった明治以前の木造建築は、1923年の関東大震災でことごとく倒壊、あるいは焼失してしまいましたが、東大や鳳明館のある本郷の地盤は強く、致命的な被害を免れたのでした。宿の名前は震災から不死鳥の如く復活するという思いを込めて「鳳明館」になりました。

 入口で靴を脱ぐと広間に通され、小さなテーブルの上で宿帳を記入。昔ながらの接客です。その奥にはお土産売り場がありました。ここは昔から修学旅行生が多く泊まるところで、ひと昔、ふた昔前のお土産が今でも販売されていました。皇居二重橋の後ろに菊の御紋が入ったプレートが目につきます。昔の中高校生はこういうものに興味があったのでしょうか。

 2階は回廊になっていて、ふすまで仕切られた部屋が並んでいます。思いのほか広い部屋の天井には、豪華な放射状の飾りがついていました。

 夕飯は近所の飲食店で済ませることにしました。学生御用達の店がたくさんあり、選択肢に困りません。学生街に見られる、安い値段で山ほどの量を出してくれそうな中華屋を見つけたので、そこでXO醤チャーハンを頼みました。大盛無料スープ付き、680円でした。

 翌朝7時半になると、頼んでおいた朝食が部屋に届きました。小さな台の上に家庭的な朝食が載っています。その中にあったあんかけの卵焼きは、ずいぶん変わった食べ物に見えましたが、食べてみるとこれまた不思議な美味しさで、ご飯がどんどん進みます。

 朝食の後は2か所の別館を見学に行きました。先ほどお話ししたように、鳳明館は本館だけでなく、台町別館と森川別館があります。台町別館は本館の真向かいで、元々は宿主の住まいとして戦後すぐに普請しましたが、あまりに立派なので旅館に変更することになったそうです。ですから、昭和前期の古民家を体験できる宿ということになります。蚊取り線香の香りが漂う縁側に腰かけていると、ミンミンゼミが飛んできて夏の音楽をかけてくれます。宿の方が氷水をくれました。

 もう1件の森川別館は昭和30年代に純然たる旅館として建てられ、特に修学旅行などの団体利用が多いのだそうです。かつて本郷は修学旅行生の宿泊地として、100を超える旅館が並んだ場所で、鳳明館はその中で殆ど唯一の生き残りとなっています。

 修学旅行で使われてきた宿なら、どこかに校長先生用の部屋があるに違いないと思い、和装の女将さんに聞いてみると、やはりありました。他の部屋と違って廊下と客室の間に次の間があり、お茶を入れる時などはここを使うのだそうです。部屋から綺麗な前庭が見下ろせ、部屋の茶色と外の緑が好対照です。最近はテレワークや会議室としても人気の部屋だということでした。

 朝の8時半ごろから別館の見学をはじめ、気づけばもうお昼になっていました。旅館の見学だけで、こんなに時間を使いました。さながら、旅館テーマパークのようなところです。最後は小池社長に表通りへ送っていただき、充実した時間を終えました。

(小池社長によれば、鳳明館の宿泊客は新型コロナウイルスの影響で著しく減っているそうで、ぜひ多くの方に泊まりに来ていただきたいとのことです。)

 ■スーツ YouTuber、1997年生まれ。2017年に史上最長の鉄道乗車券「最長往復切符」の旅の動画投稿を機に本格的な活動を開始。2018年には初の海外旅行として、鉄道と船だけでヨーロッパへ行き、ついでに世界一周して帰国した。青春18きっぷを使った体力勝負の旅行から、ファーストクラス利用の超豪華旅行まで、様々な種類の動画を投稿している。最近は新型コロナウイルスの関係で、視聴者に近場の旅行を勧めている。地元東京23区内で、感染に注意しながらの旅行を継続中。

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