五輪選手たちを「戦地」へ送るしかなかった…ある名コーチの知られざる「真実」(現代ビジネス)

出典元:現代ビジネス

戦後75年にあたる2020年は、本来東京でオリンピック・パラリンピックが開催され、今頃はまだ熱戦のあとの余韻に浸っていたことだろう。

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 新型コロナウイルスのパンデミックの影響で延期となり、いまや来年の開催の可否も取りざたされているが、実は東京五輪が予定どおりに行われないのは二度目である。今から80年前、1940年(昭和15年)にアジアで初めて開かれるはずだったオリンピックは、開催地である東京が「返上」する形で中止となった。その理由は、「戦争」である。

 前回大会のベルリン五輪でメダル18個と、大きな成果を上げた日本代表にとって、この1940年東京大会はさらなる飛躍を目指す大会だった。晴れの舞台を奪われた選手たちの心中はいかばかりだったか。

 いや、奪われたのはオリンピックだけではなかった。東京大会で活躍を期待された選手で、過去オリンピックに出場したことのあるアスリートのうち37人が、ガダルカナル、インパール、硫黄島や沖縄などの激戦地に送られ、命を落としている(『幻のオリンピック 戦争とアスリートの知られざる闘い』・小学館)。

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