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出典元:現代ビジネス
9月16日に発表された、日産の新型「フェアレディZ」プロトタイプ。長年スポーツカーを追いかけてきたカー・ガイからすれば、良くも悪くも自分にとってそれぞれ「思い出のZ」を思い出すようなルックスに仕上がっていたのではないだろうか。
【写真】日産のDNAが詰まった、新型フェアレディZプロトタイプ
近年、クルマ好きが本当にほしいと思うクルマと、自動車メーカーが発表する新型のギャップが激しくなってきていることは、多くのファンが痛感していることだろう。それは一般的に自動車業界が「頭打ち」と言われて久しく、できる限りコスパのいいクルマを作らなければならなくなったという台所事情もある。
だからこそ、ファンは歓喜するが、実際には売り上げにそれほど結びつかない部分に関しては、非常にメーカーもセンシティブになるはずだ。
そのようななか、「3リッターV6ツインターボエンジン」「6段マニュアル」を用意した新型フェアレディZは、長年のクルマ好きをゲンナリさせない、改めて「ピュアスポーツカー」とは何かを考えさせるための布石を打ってきたのではないかと思える。
一方で、そのマニュアルシフトが鎮座する内装、そして19インチのタイヤを履いたエクステリアに目を向けてみると、翻って前モデル発表から12年の月日が経ったのだと気づかされる、洗練されたシステムが搭載されている。
12.3インチのデジタルディスプレイに、ディープコーン型の専用ステアリング。ディスプレイは適切なタイミングでドライバーにシフトアップをナビゲートするという。
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