仕事の「枠」から抜け出すための「丸暗記」(日経ビジネス)

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出典元:日経ビジネス

土木工事とか、鉄道のダイヤの引き方とか、脚本の書き方とか、マニュアル本が本棚にけっこう並んでいる私。そして、この手の本の双璧が英語の上達本と料理の本。どちらもそこそこ持ってます。でも料理も英語もできません。そういうのありませんか、ご同輩。

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 なので弊社(恐縮です)の新刊の中に『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』という本を見つけたときは、虚を突かれた思いだった。「丸暗記」はどうしてもネガティブな印象がつきまとう言葉だが、使い方さえ間違えなければ有効、いや、必須と言っていい手法だ。しかも読んでみると、化学式や歴史の丸暗記とは違い「調味料の比率は基本すべて1:1:1」と、まるっと覚えやすい工夫がされている。

 料理はできない自分だけれど、この本を書いた人の頭の中は相当整理されているであろうことは分かる。どういう考えが基本にあってこの本を書いたのか。「料理本なのにレシピのことを聞かない、というか聞けないですけどいいですか?」と、著者の小竹貴子さん(クックパッド コーポレートブランディング・本部長)にお願いしてみたら……。

* * *

――「丸暗記」というキーワードって、小竹さんの中からどんな感じで生まれてきたんでしょうか。

小竹貴子さん(以下、小竹):質問で答えちゃいますけれど、飲食のお店をやっているような人は別として、いわゆる「料理が上手な人」って、どんなイメージがありますか?

――えーと、「冷蔵庫の中をぱっと見て、ちゃちゃっとおいしいモノを短時間でこさえちゃう」みたいな?

小竹:ですよね。どんな食材を見ても慌てず上手に使えて、例えば家族の体調によって味を変えたりとか、臨機応変の工夫ができる、そんな人。

――憧れますね。

●自分で工夫するための「丸暗記」

小竹:つまり、レシピを見ないで料理ができる人なんですよ。マニュアルがなくても自分で自信を持って料理ができて、状況に合わせて変えていける。

 それって、すごくストレスがない状態なんですよね。誰かの指示通りに作るのではなくて「自分の料理」を作っているので、楽しいんです。

――レシピじゃなく、食材を見て自分で考えて作るから。でもそれって……。

小竹:そうです。臨機応変とか、工夫するっていってもいきなりでは難しい。まずはその前に、最低限必要なところは、さっさと「丸暗記」してしまえばいいわけです。

――な、なるほど。

小竹:書籍の編集担当の中野さんと打ち合わせしているときに、「これ、覚えればいいんですよね」と彼女から言われて、「あ、そうか」と気が付いたんです。「これだけは覚えよう」というところを明確にすることが「自分の料理」への早道なんじゃないか、って。なので、「ベースになる要素を取りあえず言いきっちゃおう」と。

――そうはいっても、料理となると覚えることが多すぎて、記憶しきれないんじゃないかと。

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