「決められない」あなたが、面接官に語るべき体験談(日経ビジネス)

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出典元:日経ビジネス

人の個性に影響を与える5つの因子のうち、気質に起因する因子を取り上げ、「保全性」の高い人(下記関連記事『就活で苦戦する学生は「強み」を勘違いしている』)と、「拡散性」の高い人(下記関連記事『就活で挫折する「残念な変わり者」たち』)に対して、就活向けのアドバイスをしてきました。

【関連画像】5巻#39「グーとチョキとパー」より。そのほか、『宇宙兄弟』のマンガと共に記事を読みたい方は、こちらから日経ビジネス電子版へどうぞ。

 今回は、日本人の出現率で一番多い「受容性」の高い人の就活について考えてみたいと思います。保全性、拡散性が気質に起因するのに対して、受容性は社会的な影響を受ける因子です。

※5つの因子とストレス状態から、その人が持つ潜在的な強みを客観的に把握することができるFFS理論(開発者:小林 惠智博士)について詳しく知りたい方は下記関連記事へ(『「Five Factors and Stress (FFS)」とは何か』)。

 求人誌が企業に行ったアンケートなどで「企業が求める人物像」として挙がるのがこんな項目です。

・コミュニケーション能力の高さ

・主体的に行動できる人

・チャレンジ精神のある人

・柔軟な人

・積極的な人

 はい、なるほど。確かにどこの企業でも「これこそ“欲しい人材”だ」と言いそうな、基本的な特性が並んでいますね。これらの項目をほぼクリアできそうなのが、今回の主役である「受容性」の高い人なのです。

 「受容性」とは、「周囲の人が幸せであることが、一番の喜び」と感じ、積極的に周りに貢献していこうとする因子です。そのため、「受容性」の高い人は、周りの状況を受け容れる柔軟性があり、相手のことを理解しようとするのでコミュニケーション能力も高い傾向にあります。皆を喜ばせたい、と主体的に動きます。

 こうして見てみると、先ほどの「欲しい人材」にピッタリ当てはまります。社会的体験で培われる因子ですから、日本社会に「受容性」が高い人が多いのもうなずけます。

 実際、「受容性」の高い人は面倒見がいいので、大学のサークルなどで「代表」「主将」「リーダー」などを経験しています。まさに、キラキラとした「ガクチカ」(=学生時代に力を入れたこと、という意味だそうです)を持つ人々なのです。

 企業の採用面接では、面接官の話に「なるほど!」とよく耳を傾け、「よく分かります」と共感を示すため、面接官の受けもいいし評価も高い。人当たりもいい。ですから、一般的に内定は取りやすいはずなのです。

 それなのに、なかなか内定がもらえずに苦戦している人もいます。あるいは就職した会社で思うように活躍できず、「期待外れ」と会社から判断されてしまう人も。

 「企業が欲しい人材」に当てはまる個性でありながらうまくいかないのは、受容性の高さという「自分の強み」を活かしてこなかった、あるいは「自分の個性に合わないやり方をしてきた」ためです。

 受容性が高い人がやってしまいがちな失敗パターン。

 それは「二律背反」「利益相反」な状況への弱さからくるのです。

●「受容性」はリーダーの経験が豊富だが……

 多くの企業人や就活中の学生と会ってきて感じるのは、最もリーダー経験が多いのは「受容性」の高い人、ということです。

 「受容性」の高い人がなぜリーダーになりやすいのか、整理してみましょう。

 面倒見のいい彼ら彼女らは、子供のころから「世話役」としてリーダーを務めてきた経験があります。そのため、中学生や高校生になると、過去の経験を買われ、リーダーに抜擢される機会も増えます。クラブ活動では、監督やコーチ、先輩たちからリーダーに推薦され、クラスでは委員長、さらに生徒会の役員に推薦されるケースも多いようです。同級生からも、「あいつなら皆をまとめてくれる」と一目置かれるようになります。

 本人も「皆の役に立ちたい」という思いが強いため、推薦されれば、その役割を果たそうと頑張ります。頼られれば頼られるほど、頑張れるのです。

 「受容性」が高い人がリーダーに推されることには、時代的な背景もあります。

 私が中学生の頃は“不良”やガキ大将がたくさんいて、「一筋縄ではいかない相手と対峙できること」も、生徒会長の一つの条件でした。FFS理論でいうところの「凝縮性」(こだわりの強さ)や「拡散性」(飛び出していく力)の高いリーダーが求められていました。その後、荒れた学校も減り、学校の環境が総じて平和になるにつれ、生徒会でも調和を重んじられる人が会長に選ばれるようになっています。

 何事もない平時であれば、「受容性」の高い人は抜群の気配りを発揮して、うまくチームをまとめていきます。言い換えれば「平時」に、面倒見の良さを買われてリーダーに就任するわけです。

 しかし、問題は、チームにトラブルや対立が生じたときです。難しい局面に直面したとき、自己理解が不足している人は、「受容性」の本来の強みを発揮できず、自分に合わないやり方をして壁にぶつかってしまうのです。

 難しい局面、とはどういうときでしょうか。色々なケースが考えられますが、学生時代の組織で考えれば「内部対立」が起こるときではないかと思います。サークルの運営方針や練習方法、文化祭の出し物、といった、基本的には前向きな話にもかかわらず、意見が衝突し、感情面のもつれが発生する、というような局面です。

 そして、「受容性」が高い人にとっての「難しい局面」とは、まさに「メンバーの利害が対立する」ときなのです。誰にも笑顔でいてほしい人にとって、誰かが満足すれば誰かが不満に感じる状況は、我が身を引き裂かれるようなストレスに感じられます。

 ある体育会のリーダーを務める「受容性」の高い学生が、悩みを告白してくれました。

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