出典元:tvkニュース(テレビ神奈川)
伊勢原市の神社が、海の砂などを採取する伝統の「汐汲み神事」を大磯町の海岸で行いました。
汐汲み神事は、秋の例大祭で使われる海の砂や海水、海藻などを採取するもので、毎年、大磯町の照ヶ崎海岸で行われています。
伊勢原市の高部屋神社がまつる「住吉三神」は照ヶ崎海岸から上陸したと伝えられ、この神事は平安時代から明治初期まで行われていたと言われ3年前に復活しました。
ことしは新型コロナウイルスの影響で神職の行列をなくすなど例年の3分の1ほどの規模で行われました。
今月20日の例大祭では、17日採取した砂を神社の本殿や行列の先頭などでまいて、建物や道を清めるということです。