元CIAが明かす、スパイが極秘情報を得るために使う「意外な手口」(現代ビジネス)

出典元:現代ビジネス

『超一流の諜報員が教える CIA式 極秘心理術』は、CIA(米中央情報局)の新入局員教育用のマニュアルに基づいたヒュミント(人を媒介としたインテリジェンス)能力の向上法について、ビジネスマン向けに書いた本だ。確かにヒュミントの技法がビジネスに役立つ局面がある。

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 まず重要になるのが、人脈を構築する際に紹介者を立てることだ。

 〈就活中の人から連絡があり、あなたの勤め先について情報を教えてほしいとか、仕事の内容について教えてほしいと頼まれた経験がある方も多いだろう。いま求人していますか、なにか助言していただけませんか、などと尋ねられるのだ。

 役に立ちたい気持ちはあっても、あなたは多忙をきわめていて、そんなことに関わって時間をムダにしたくない場合もあるだろう。とはいえ、友人や親戚から仕事に関する問い合わせを受ければ、「いま忙しくて、それどころじゃない」とすげなく断るのはむずかしい。

 その反対に、相手が見も知らぬ赤の他人であれば、はっきりと断ることができる。そのいっぽうで、その相手を知人から紹介されれば、話は違ってくるのではないだろうか。

 これが「知人を介した紹介」の効果だ。スパイの世界では、このように仲介者を通じて目指す相手を紹介してもらうのは、さまざまな作戦において欠かせない手法となっている。

 スパイは政府高官と接触する任務を帯びることもめずらしくない。その政府高官が高度の専門知識をもつ人物で、権力者たちとも親密な仲であるという場合もあれば、冷酷非道な犯罪者という裏の顔をもつ場合もある。

 当然のことながら、そうした人物に接近する任務は困難をきわめる。よってスパイは目指すターゲットと直接、接触を試みるような真似はしない。

 かならず、ほかの人物を介して知り合いになろうとする。まずはターゲットの知人と知り合いになり、それから当人を紹介してもらうほうがはるかに安全だからだ〉

 インテリジェンスの世界での紹介にはリスクが伴う。紹介した者が相手とトラブルを起こした場合、紹介者が全責任を負わなくてはならないからだ。

 完全に信頼できるレベルに至っていない人の仲介者になってはいけないというのもヒュミントの鉄則だ。信頼できる仲介者から政府高官や財界人を紹介してもらうと、そこから人脈が一気に広がる。

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