出典元:AP通信
ブリスベン、オーストラリア、8月17日(AP)― オーストラリア東部クイーンズランド州ブリスベン沖で8月16日、サメよけのシャークネットに絡まった子クジラが救出された。
子クジラがサメよけネットに引っかかったのは、ブリスベンの東約30キロにあるノース・ストラドブローク島沖で、発見から約4時間後に解放され、近くで安否を気遣って待っていた母クジラや仲間に合流した。
クイーンズランド州沖では、1年掛けて回遊を終えたクジラが連日発見されているが、毎年見つかる場所が海岸線に近くなっており、それだけサメよけネットに絡まる件数が増えているという。
2006年には59頭のクジラがシャークネットに引っかかり、2頭が死亡したという記録があるという。
(日本語翻訳・編集 アフロ)