出典元:tvkニュース(テレビ神奈川)
国の重要無形民俗文化財に指定され、来年1月に開催される予定だった、伝統行事「大磯の左義長」が新型コロナウイルスの影響で中止が決まりました。
関東最大級の火祭りとも呼ばれる「大磯の左義長」は、無病息災などを願って、毎年1月に大磯町の砂浜で開催されていました。 主催者によりますと、来年は1月10日に開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で、町民が集まって準備することが難しいことなどから、今月5日に中止を決定したということです。
県内で、国に指定されている重要無形民俗文化財の6つのうちのひとつで、江戸時代から400年以上続いているといわれていますが、中止が決まったのは、初めてということです。
主催者の芦川博昭会長は、「祭りの起源は子どもを疫病から守るためだが、町民の感染拡大防止を考えて苦渋の決断をした」などとコメントしています。