出典元:AP通信
ポートランド、オレゴン州、9月7日(AP)― 人種差別に対する抗議デモに端を発した騒乱が続く米西海岸オレゴン州ポートランドで9月5日、デモ開始から100日目に当たるこの日、市内の通りを警備する機動隊に向かって投げられた火炎瓶の火が、デモ参加者の靴に燃え移るという出来事が発生した。
ミネソタ州ミネアポリスで起きた地元警察による暴力的な公務執行と、その犠牲になったジョージ・フロイドさんの死をきっかけに、全米規模に拡大した警察の過剰暴力と人種差別に対する抗議活動は、平和的なデモから暴動に発展、ポートランドの街はデモ隊に「占拠」された状態が続いている。
そんな中、5日のデモ隊と機動隊の衝突の最中に投げられた火炎瓶の炎が、デモ参加者の靴に燃え移り、仲間のデモ参加者が懸命に消火に当たるというアクシデントが発生した。
(日本語翻訳・編集 アフロ)