出典元:AP通信
ベイルート、レバノン、9月11日(AP)― 中東レバノンの首都ベイルートの港湾地区で9月10日、大規模火災が発生した。
同港湾地区ではほぼ40日前、倉庫に保管してあった硝酸アンモニウムの大爆発で、200人近い死亡者が出たばかりで、爆発事故が記憶に新しい周辺一帯の市民は再び騒然となった。
同じベイルート港の保税倉庫に保管してあったオイルとタイヤが燃え、オレンジ色の炎が立ち上り、真っ黒な濃い煙が上空に立ち込めた。
消火活動に当たったレバノン軍によれば、今のところ死者や負傷者は出ておらず、出火原因などは不明だという。
この倉庫地区では8月4日、約2750トンの硝酸アンモニウムが大爆発。この爆発で190人が死亡し、6500人以上が負傷、数十万人の市民が住む家を失った。
(日本語翻訳・編集 アフロ)