出典元:産経新聞
14日の自民党総裁選で党埼玉県連が党員・党友を対象に行った予備選では、菅義偉官房長官が得票数1位となり、県連に割り当てられた3票を総取りした。
県連によると、予備選の得票率は菅氏が61%、石破茂元幹事長が31%、岸田文雄政調会長が7%だった。県内の党員・党友約3万4千人のうち約2万人が投票した。
菅氏の選挙対策本部で事務総長を務めた山口泰明組織運動本部長(衆院埼玉10区)は「人と人の輪がうまく実を結んだ」と勝因を分析した。一方、石破派(水月会)の神山佐市衆院議員(同7区)は「残念だ。本来、国会議員票と同数だった地方票が3票にとどまったことは不満だ」と語った。