出典元:現代ビジネス
今、東京など大都市周辺の一戸建てが飛ぶように売れているのは、本コラムですでにご紹介したとおりだ(いま戸建て&マンションで「買っていい物件」「ダメな物件」がわかった…! )。
東京都内で600坪以上の大豪邸に住む人たちの「暮らし」と「苦悩」
実は、この動向は日本だけではない。今年は諸般の事情で買い控えが予想されるかと思いきや、たとえば米国でも新築の住宅がめちゃくちゃ売れているのだ。
衝撃の数字だったのは、8月末に発表された、アメリカの新築住宅販売だ。今年4月は例年にない落ち込みをみせたものの、そこから販売戸数はV字回復。7月は前月比13.9%増の伸びで、実に13年7ヵ月ぶりの高水準だという。
アナリストはこう解説する。
「アメリカの住宅ローンは歴史的な低金利時代に突入しており、海外投資家からのマネーの流入も大きくなっています。3月のFRBによる緊急のゼロ金利政策以降、引き続き金利は下がり続けている状況です。
ちなみに中古住宅の市場も非常に売り上げ好調で、やはりテレワーク時代に突入して少し郊外に住み替える、という選択肢を取る人が一定数いることがわかります」