【不登校 居場所を探して】認めてくれる人がいる 助け合い、変わる学校風土(産経新聞)

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出典元:産経新聞

不登校に至るまでに、子供たちはSOSを発している。教室には入れなくても保健室でなら過ごせるという状況も一例だ。この保健室登校を、不登校になる前の駆け込み寺として、生徒のケアに力を入れる学校がある。

【表でみる】学校風土を測るための質問例

 大阪府寝屋川市の同志社香里中学・高等学校。教室の3分の1ほどの広さの学習ルームで、生徒たちが本を読んだり勉強したりして過ごす。ごくありふれた光景だが、実はこの学習ルームは保健室の中にある。

 「教室に入れなくても、身支度して学校に来られるのと来られないのとでは、大きな違いがある」と担当の竹田幸平教諭。まずは保健室でエネルギーを蓄えさせ、教室へと送り出す。

 そのためには丁寧なケアが必要だ。つねに生徒の様子に気を配り、何も手につかない様子なら雑用を手伝ってもらう。ときには校舎裏の畑で一緒に野菜を育て、流しそうめん大会などのイベントを催すこともある。竹田教諭は「居心地が良すぎて戻れなくなると本末転倒なので、加減が難しい」と模索の日々を送る。

 保健室や図書室などで過ごす「別室登校」は、子供が学校に通う最後の砦(とりで)。不登校の増加とともに、保健室で子供たちに対応する養護教諭の重要性が増しており、全国養護教諭連絡協議会は「子供の心身の変化にいち早く気づける立場」として、研修会を開催するなどスキルアップを図る。    行きたくなる

 不登校の手前で食い止めるだけでは不十分だ。広島大の栗原慎二教授は「最も必要なのは不登校にさせない環境をつくること」と訴え、すべての子供が自分を大切に思う自尊感情を育み、助け合う関係づくりを目指して実践プログラムを構築した。

 これに着目したのが、中学生の不登校率が全国平均を大きく上回っていた岡山県総社市教委だ。「だれもが行きたくなる学校づくり」を掲げた不登校対策の柱として平成22年度にプログラムを導入すると、翌年度から効果が表れ、30年度には中学生の不登校率(1・65%)が全国平均(3・65%)を大幅に下回った。学校生活の満足度も向上したという。

 キーワードは学校風土。市教委の担当者は「温かい人間関係のある学校風土がカギを握ると考えた」と話す。そのためにたとえば、上級生が下級生をサポートする制度などを導入して子供同士で支え合う土壌をつくろうとしたほか、お互いを知るために授業中に必ずグループで話し合うようにした。

 中学校では、教員が生徒のほめたい言動を「Good(グッド) Behavior(ビヘイビアー)(良いふるまい)」と書かれたカードに記入し、本人に手渡している。「配布物を運ぶのを手伝ってくれた」「黒板を消してくれた」など、日々のささやかな行動が評価される。

 市立総社西中学校では、カードが10枚に達した生徒を表彰し、生徒間でカードを贈り合う独自の取り組みも実施。岡部行宏教頭は「自分を認めてくれる先生や同級生がいることで安心感が生まれ、学校に行こうと思える」と胸を張る。    働きかけ重要

 学校風土が良いことは、不登校やいじめの防止などにつながるとして、海外でも注目されている。

 国内では、大阪大や公益社団法人「子どもの発達科学研究所」などが文部科学省の委託を受けて、学校風土の測定法を開発。「学校にいて安全だと感じる」「学校の決まりは誰に対しても公平だ」といった32の質問に子供に答えてもらい、学校風土を数値化する。

 学校風土に詳しい同研究所の主席研究員、和久田学さんは「特に教員から子供たちへの働きかけが学校風土を左右する」と指摘しており、「多くの学校に学校風土の向上に取り組んでほしい」と話している。

 【学校風土】教師と児童生徒によって醸成される学校環境の雰囲気。学校風土の向上は、不登校やいじめ、暴力行為の予防、学力向上につながる可能性が高いとされる。科学的に計測できるよう、大阪大などが海外で用いられている手法をもとに、32項目の質問からなる「日本学校風土尺度」を開発した。

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