猛暑日連続24日の日本記録 「ハレウッド」はなぜ暑い(産経新聞)

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出典元:産経新聞

今年も暑い日が続いた夏だったが、新たな記録が生まれた。最高気温が35度を超える「猛暑日」が24日続き、これまでの最多連続日数を更新した。舞台となったのは岡山県高梁(たかはし)市。同県は晴天の日が多いことから「晴れの国」を自称しており、面目躍如といったところだが、同市は実は7年前に国内最高気温を記録したことがあった。なぜ岡山は好天が多く、暑い日となるのだろうか。

 ■高梁市の立地状況は

 広島県との県境に位置する人口約3万人の都市、高梁市。備中松山城(国指定重要文化財)の建つ臥牛山(がぎゅうざん)・小松山などに囲まれた盆地に市街地がある。

 そんな高梁市が今年、8月9日~9月1日までの24日間連続で猛暑日となった。8月31日にこれまでの最高記録だった大分県日田市の22日(平成2年、6年の2回)を塗り替えると、市役所前には温度を示すボードを掲示。江戸時代の「備中松山藩」の改革に手腕を発揮した儒学者・山田方谷にちなんだマスコットキャラクター「ほうこくん」も登場した。

 なぜ高梁市で日本記録が誕生したのか。

 同市は山に囲まれた盆地のため、そもそも日射熱がこもりやすい。そこに今年の気圧配置が影響した。

 岡山地方気象台によると、今年は例年より太平洋高気圧が張り出したが、そのちょうど周辺部に岡山県が位置していて南からの暖かい風が入りやすかった。雨が少なかったことも暑さに拍車をかけたようだ。

 ■ハレウッド

 もともと岡山県は、瀬戸内海に面した南部で晴天に恵まれやすい。夏は瀬戸内海を挟んで南側の四国山地が、冬は北側の中国山地が、それぞれ季節風をさえぎる防波堤のような役割を果たすため、県南部に入ってくる空気は雨や雪を降らせた後の乾いたものが多い。昭和56年~平成22年の30年間で降水量が1ミリ未満の日は平均276・8日で、全国第1位を記録している。

 同県はこの特徴を生かし、平成元年から「晴れの国」を自称したプロモーションを開始。好天に恵まれて撮影がしやすいとして、29年からは「ハレウッド」と銘打って、映画のロケ地誘致も積極的に行っている。

 ■7年前は積極PRも…

 なるべくしてなった感もあるが、「日本一」となれば、それなりの盛り上がりもありそうなもの。ただ今回、高梁市はボードを設置したくらいだった。

 高梁市は25年、5月に3回、6月に1回と国内最高気温を記録したことがあった。その際は「アツイぜ! 高梁市」と書いたのぼりを作り、市役所やJR備中高梁駅前などに設置し、ロゴ入りのタオルも制作。同年には地元の女子サッカー「FC吉備国大」が大学生チームとして初めて女子サッカーなでしこリーグ入りしたこともあり、あわせて「アツさ」をPRした。

 しかし、今年は新型コロナウイルスの感染拡大があり、各種イベントは企画すること自体がなされなかった。熱中症の疑いで救急搬送された人も増えており、同市の秘書広報課は「こういうご時世なので騒ぐようなことはしない」とする。

 他市も同様で、13年前の19年8月に当時の国内最高気温40・9度を観測した埼玉県熊谷市は「あついぞ!熊谷」のキャッチフレーズで町おこしが行われたが、「市民が健康を害している状況で適切ではなく、活性化には結びつかない」と判断し、キャッチフレーズは28年で廃止。現在は、熱中症対策の事業に補助金を出すなどし「暑さ対策日本一」を掲げている。

 単純に「暑さ」で行政が町のPRをする時代は、区切りを迎えているようだ。

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