出典元:現代ビジネス
大村崑さんをご存知だろうか。1931年兵庫県生まれの喜劇俳優である。昭和30年代、黎明時のテレビ軽演劇『やりくりアパート』『番頭はんと丁稚どん』『とんま天狗』で人気沸騰、全国的なスターになった。
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長年出演した大塚製薬のオロナミンCドリンクのCM「元気ハツラツ!」は日本中の誰もが知るキャッチフレーズとなり、「うれしいと眼鏡が落ちるんですよ」のセリフも大流行した。昭和生まれなら、「崑ちゃん」という呼び名を、懐かしいホーローの看板とともに記憶されている人も多いはずだ。
現在88歳になった「崑ちゃん」が、トレーニングに夢中になっているという。いったい何があったのだろうか。本人に聞いた。
「運動中毒というんですかね。今では、夫婦の話題はトレーニングのことばかりになっちゃった。運動を始めて、その影響で効果が出て自分が変わってくると、それが不思議なのと同時に、『ああ、筋肉は生きているんだな』と実感するんですよ。筋肉は運動を欲しがるんですね。ちょっと辛いからやめておこうかなと思っていても、筋肉が『さあ行こうよ』とねだるんですね」
まずは夫妻のツーショット写真を見ていただきたい。とても88歳と83歳とは思えないムキムキの筋肉。引き締まって無駄のない身体は、まさにトレーニングの賜物である。