出典元:エキサイトニュース
オープンしてから40年以上経つ老舗ライブハウス「新宿ロフト」。全国的にも名高く、これまでにサザンオールスターズや山下達郎など数多の著名アーティストがそのステージに立ち、また、この場所に憧れを抱くアーティストや観者も多い。いまや11店舗を数える同系列グループ内でも売上げは最多、リーダー的な存在でもある。
現在のコロナ禍を受け、感染防止の為の営業自粛要請の遵守と世のライブハウスの風当たりも強い昨今。同店も現在、ライブは一切行われていない。ほかのライブハウスに比べ面積も大きくキャパシティも多大なぶん、その維持費やライブが行えない機会損失金額も大きい。自粛長期化が進めば、継続や存続も危ぶまれている。
少しでもその損失を埋め、今後の活動再開に向けての発信や情報提供をしていくべく新宿ロフト支援プロジェクト「Forever Shinjuku Loft」が5月より立ち上がった。13日からは、その第二弾としてドネーショングッズとなるオリジナル抗菌性マスクの受注販売も始まっている。
ライブハウスにおける現状について、新宿ロフト店長・柳沢英則氏と、同店のブッキング担当・樋口寛子氏に話を伺った。
取材・文/池田スカオ和宏
緊急事態宣言以降、ガラリと変わった営業体制