出典元:tvkニュース(テレビ神奈川)
2016年、川崎市内の障害者支援施設で9歳の男の子が死亡した事故について、市が再発防止策などをまとめる有識者会議を開きました。
この事故は2016年12月、川崎市中原区の障害者支援施設「川崎市中央療育センター」で、短期入所中だった当時9歳の清水正和くんが布団の中で意識不明の状態で見つかりその後死亡したものです。
川崎市は、ことし7月、医師や弁護士をはじめ医療や福祉の専門家が委員となった有識者会議を設置。7日初回の会議が開かれ、今後関係者から事実関係を調査するなどして来年度以降、報告書をまとめるとしています。
正和くんの死因は窒息死で、職員が添い寝する中で就寝中になんらかの形で息ができなくなった可能性があり、遺族らは市に対して事実関係の調査などを申し入れていて、全容の解明を求めています。